こちらの記事では、「活性炭とは?」「活性炭ろ過槽とは?」という点について解説しています。どのような特徴があるのか、また活性炭が持つメリットなどもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
「活性炭」とは、多くの人が耳にしたことがある名前でしょう。この活性炭は、石炭やヤシ殻なとの炭素物質を原料とし、高温でガスと薬品と反応させて作られる炭素のことを指します。この活性炭が持っている特徴としては、直径10~200Å(※10Å=1nm)の微細孔があるという点が挙げられます。この微細孔は、炭素の内部に網目状に構成されていますが、この微細孔があることによってさまざまな物質を吸着できます。
例えば、リハロメタンやトリハロメタン前駆物質、アンモニア性窒素、アニオン系界面活性剤、農薬などの吸着・除去を行うことにより、安全な水の維持管理などに役立てられています。
活性炭ろ過槽とは、現在の排水処理施設に活性炭ろ過槽を追加することにより、水質の改善ができるようになるものです。この活性炭ろ過槽の仕組みは、下記のようになっています。
このような流れで汚水の浄化を行っていきますが、活性炭ろ過槽の特徴として、逆洗機能を持つことによって性能を維持しやすい構造である点が挙げられます。
また、この活性炭ろ過槽の特徴としては、コンパクトであるために狭い場所でも設置ができるという点や、大掛かりな工事は必要ないという点、さらにメンテナンスが簡単である点が挙げられます。活性炭ろ過槽の通常のメンテナンスは、活性炭の交換のみとなっているため、短い時間で完了させることができます。
活性炭はさまざまな場面で活用できます。身近なところでいうと、水道原水の浄化や高度浄水処理などに使われているほか、たばこのフィルターや冷蔵庫の脱臭器、浄水器、使い捨てのカイロなどにも活性炭が使用されています。
そのほかにも、医薬品分野では液相脱色・分離生成、化学工業分野では工程ガス精製や分離、溶剤回収、各種排ガスの脱臭など非常に幅広い用途で使用できる点が活性炭のメリットのひとつであるといえるでしょう。
上記でご紹介しているように、排水処理施設で使用されている他にも、活性炭は身近に使用されているものです。
活性炭は、大気汚染や水質汚濁につながる原因物質の吸着除去に用いられていますが、近年工業化が進むにつれて深刻化する環境問題の取り組みとしても活性炭がさまざまな面で使用されています。
そのひとつが、活性炭を再生利用することによって資源のリサイクルにつなげられる点です。使用済みの活性炭は、一定の条件のもとで機能を回復させられれば、再度利用できるようになります。すなわち、活性炭を使用して汚染物質を吸着除去し、さらに使用済みの活性炭の性能を回復させて再利用することによって、環境負荷の低減にも貢献できると考えられています。
こちらの記事では、活性炭や活性炭ろ過槽について紹介してきました。コンパクトでメンテナンスが容易に行えるというメリットを持つ活性炭ろ過槽。省スペースで設置が可能であることから、さまざまな場所で活用できるといえるでしょう。活性炭ろ過槽を設置することで水質改善につなげられますので、必要に応じて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
省スペースで処理能力をアップ(増強・増設)できる排水処理施設の設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。どんな工夫で省スペースでの設計を叶えているのか、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・バチルテクノコーポレーション(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる17社のうち、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているのは2社でした。加えて、新たな設置スペースが不要な設備を取り扱っていることから、より有機系排水処理施設の増設(増強)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
・オルガノ(無機系排水)…無機系排水への対応が確認できる6社のうち、唯一、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているため、無機系排水処理施設の増強(増設)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
日々のトラブルへの対応や部品交換など、設備建設後のメンテナンスを含めて長く付き合っていける信頼のある設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。排水処理業務のパートナーとなる会社選びへ、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る、炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・森永エンジニアリング(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる13社のうち最も、納入実績が1,500件と多く、信頼性のある企業として選出。
・クボタ(無機系排水)… 無機系排水への対応が確認できる6社のうち最も、創業年数が133年と長く、信頼性のある企業として選出。
※1参照元:森永エンジニアリング公式(https://www.morieng.co.jp/strengths/)2024年1月22日時点