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排水処理のスクリーン

排水処理のスクリーンは、水質維持のために重要な装置のひとつです。排水処理のスクリーンの役割や仕組み、よくあるトラブルについてまとめました。参考にしてください。

目次

排水処理のスクリーンとは

排水処理のスクリーンは、水中の粗大ゴミや異物を除去するための重要な装置です。20μm以上の粒子状物質を分離・捕捉します。一定間隔で配置された棒や板、金網、繊維布などで構成され、自動掻き上げ装置や洗浄ノズルで付着物を除去します。バー・スクリーン、傾斜式ワイヤ・スクリーン、回転ドラム式スクリーンなどがあります。

水処理の前段階で大きな異物を取り除き、汚濁防止やポンプなどの機能保護、後続の処理を効率化するために欠かせない処理です。コンパクトで省スペースなことやメンテナンス性の高さも特徴といえます。排水処理におけるスクリーンは、水質改善の第一段階として欠かせない装置であり、様々な形式が開発されています。

スクリーンの仕組み

原水をスクリーン面に通過させ粒子を捕捉し、捕捉された異物は、自動掻き上げ装置や洗浄ノズルによって定期的に除去されます。シンプルな構造なので、故障が少なく、保守管理が容易です。

バー・スクリーンには自動掻き上げ装置が付加されていて、チェーンやゴムベルトに取り付けられた爪が、スクリーンに捕捉されたゴミや異物を定期的に掻き取ります。傾斜式ワイヤ・スクリーンは、傾斜したワイヤスクリーンを使用し、原水をスクリーン上部から流下させます。原水がスクリーンを流下する際、ゴミや異物が捕捉されます。回転ドラム式スクリーンは、金属製ウエッジワイヤーで構成されたドラム型スクリーンを使用します。ドラムが低速で回転し、凝集汚泥や排水を処理します。

スクリーンで起こるトラブル例

目詰まり、腐食、異物の堆積、性能低下などが挙げられます。

目幅部分への異物の過度な堆積により、スクリーンの通水性能が著しく低下し、処理能力が減少するトラブルが代表例です。また、金属製スクリーンの場合、腐食や経年劣化による強度低下も深刻な問題となります。

特に注意すべきは、自動掻き上げ装置の故障です。掻き上げ機構が正常に作動しない場合、捕捉した異物を効率的に排出できなくなり、スクリーン全体の機能不全を引き起こす可能性があります。

まとめ:水質維持のために日々のメンテナンスを

スクリーンは、水中の粗大ゴミや異物を除去する装置です。水質を維持するために欠かせません。ただし、異物の堆積や目詰まりなどを起こしやすく、トラブルが発生すると設備の故障や水質低下につながります。定期的なメンテナンスが不可欠です。

スクリーンのメンテナンスに不安を感じたら、水処理設備専門のメーカーや施工業者に相談することをおすすめします。

当サイトでは、排水処理設備の管理維持に役立つ情報をまとめています。以下のページでは、排水処理設備のメーカーを選ぶ際の着目点を整理しています。処理能力を強化する「増強」と排水処理設備を新しく建設する「新設」別におすすめのメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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