ここでは、排水処理設備の耐用年数が過ぎた場合のリスクや対処法を紹介しています。設備の老朽化にはどのようなリスクがあり、どのように対応したらいいのかについて、大事なポイントをまとめましたので参考にしてください。
排水処理設備の実際的な耐用年数は設備によって差があります。納入から20年経ったものもあれば、30年経っても現役で運転しているものもあるといわれています。
しかし、法的には、減価償却資産の耐用年数等に関する省令、別表第5「公害防止用減価償却資産の耐用年数表」にて、構築物は18年、機械および装置は5年と定められています。
耐用年数を過ぎた設備を使い続けるとどうなるのでしょうか。起こりうるリスクをまとめましたので、チェックしてみましょう。
耐用年数を過ぎたまま使い続けると、設備の処理能力はどんどん劣化していきます。結果、排水量にスペックが追い付かず、基準値を超える水を汚泥として排出してしまうリスクがあります。排水基準を超え、自治体の改善命令に従わない場合は、罰則を受けることになるため要注意です。
耐用年数を過ぎた設備はいずれ機能が低下して使えなくなるため、修繕コストがかかります。脱水機や水槽など排水施設はさまざまな装置や部品で構成されており、老朽化の範囲が広ければ広いほど修繕コストがかさむため、注意が必要です。
耐用年数を過ぎた設備は、スペックが大幅に低下しており、本来の処理能力を発揮できない状態にあります。そのため、汚水を十分に処理できず水質が悪化するおそれがあります。
排水処理設備が老朽化してきたら、速やかに設備の修繕に着手しましょう。耐用年数を過ぎてもしばらくは運転可能ですが、水質悪化や基準値を超えるなどトラブルが発生してからでは元も子もありません。トラブルが起こる前に、設備を正常な状態に回復させることが必要です。
実際にどのような修繕が適しているのか、改善が必要な箇所や適切な施工方法を見極めるための時間も必要となります。そのため、できるだけ早く対応することが大切です。
排水処理設備の耐用年数は、構築物は18年、機械および装置は5年です。耐用年数を過ぎた設備を使い続けると、排水量に処理能力が追い付かない、修繕コストがかかる、水質が悪化するなどのリスクがあります。設備の老朽化は新設(建て替え)もしくは増強をするタイミングとなりますので、設備工事の依頼先を検討してみましょう。
省スペースで処理能力をアップ(増強・増設)できる排水処理施設の設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。どんな工夫で省スペースでの設計を叶えているのか、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・バチルテクノコーポレーション(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる17社のうち、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているのは2社でした。加えて、新たな設置スペースが不要な設備を取り扱っていることから、より有機系排水処理施設の増設(増強)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
・オルガノ(無機系排水)…無機系排水への対応が確認できる6社のうち、唯一、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているため、無機系排水処理施設の増強(増設)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
日々のトラブルへの対応や部品交換など、設備建設後のメンテナンスを含めて長く付き合っていける信頼のある設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。排水処理業務のパートナーとなる会社選びへ、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る、炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・森永エンジニアリング(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる13社のうち最も、納入実績が1,500件と多く、信頼性のある企業として選出。
・クボタ(無機系排水)… 無機系排水への対応が確認できる6社のうち最も、創業年数が133年と長く、信頼性のある企業として選出。
※1参照元:森永エンジニアリング公式(https://www.morieng.co.jp/strengths/)2024年1月22日時点