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スカムスキマー

ここでは、スカムスキマーの特徴や仕組みを紹介しています。スカムスキマーは排水処理プラントの沈殿槽で用いる大事な装置の一つです。役割や仕組み、トラブル事例についてまとめましたので参考にしてみてください。

目次

スカムスキマーとは

スカムスキマーは、水面に浮上したスカムと呼ばれる浮遊物を排出するための装置です。水処理施設では沈殿槽に汚泥が堆積しており、その汚泥が腐敗ガスなどによって水面に浮上することがあります。スカムスキマーは浮上した汚泥を排除して槽内の水質を保つのが最大の役割です。

汚泥は槽内の水質を悪化させる要因となります。そのため、恒常的にスカムを排除して移送するスカムスキマーが果たす役割は重要といえるでしょう。

スカムスキマーの仕組み

スカムスキマーには複数の駆動方式がありますが、一つには、パワーシリンダーの伸縮運動を活用して、切れ込みを入れたパイプを回転させ、水面に浮上したスカムをパイプに移送して排除する方法があります。

他にも、ブロアの空気を利用して水を汲み上げるエアリフトポンプの原理で除去する方法(エアー駆動方式)や、モーター駆動、エンジン駆動、自動式など複数の駆動方式があります。

機械の種類によって取り扱い方が変わるため、現場に合ったスカムスキマーを導入することが大切です。

スカムスキマーで起こるトラブル例

パイプ式のスカムスキマーでは、機器の故障や経年劣化などにより、パイプの回転不良が起こるリスクがあります。また、機器の誤作動や停止、性能の低下により、水面の浮遊物を十分に排除できなくなる可能性もあります。

それでなくても、モーター故障、動作不良など機械一般に共通のトラブルリスクも抱えているため、日々の点検とメンテナンスが重要です。特にスカムスキマーの性能低下は沈殿槽の水質悪化を招くため、メンテナンスは必須の管理業務といえるでしょう。

まとめ:水質維持のために日々のメンテナンスを

スカムスキマーは、水処理施設における沈殿槽の水面に浮上したスカム(浮遊物)を排除するための装置です。沈殿槽の水質を保つために必要不可欠な存在として活躍しています。ただし、さまざまな要因により故障したりトラブルを起こしたりするリスクがあるため、日頃のメンテナンスが重要です。

スカムスキマーのメンテナンスに不備があると感じたら、水処理設備専門のメーカーや施工業者に相談してみましょう。

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