工場の排水処理において、よくある課題とその対処方法をまとめました。自社の課題に近いものを選んで、ぜひ改善に役立ててください。
工場や施設において、排水処理設備を構築したにも関わらず、排水から悪臭がするというトラブルが起きる場合があります。その主な原因は、設備が適切な運転条件でなかったため、有機物の分解過程で悪臭を発する物質が生成されること。さまざまな対処方法で、悪臭を防ぐことが可能です。
水処理施設の水質が悪化する原因のひとつとして、工場の生産量の増加、増えすぎた堆積汚泥があります。いずれも、既存設備の処理能力では対応しきれなくなるため、水質が悪化してしまうと考えられます。原因をつきとめ、現場に合った対処方法で改善していきましょう。
油脂分は、排水処理における難解な問題のひとつです。油脂分が多いと処理が困難になるだけでなく、水質トラブルの原因にもなります。そのため、適切な方法で油脂分を分離しなければいけません。早急に現場の状況に合った設備の改修が求められます。詳細をチェックし、速やかに対処に取りかかりましょう。
水処理施設において排水基準を超えてしまいそうなときは、注意が必要です。法律で定められた排水基準を違反した場合、罰金や施設停止命令などのペナルティを受ける可能性があるからです。対応フローをチェックし、所定の方法に従って確実に対処を進めていきましょう。
排水処理設備の実際的な耐用年数は、設備によって差があります。30年経っても、現役で稼働している設備もあります。しかし、耐用年数は法律によって定められているため、老朽化が進んできたら、速やかに設備の修繕を行わなければいけません。トラブルを招かないためにも、詳細をくまなく確認してください。
排水処理施設の定期的なメンテナンスは非常に重要です。メンテナンス状況が悪いと、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。社会と環境、企業の信用を守るためにも、信頼性の高いメーカーに依頼することが大切。トラブル事例などもチェックし、改めてメンテナンスの重要性を確認しましょう。
排水処理の過程で残ってしまう余剰汚泥は、可能な限り削減することが望ましいです。余剰汚泥はそのまま活用できないため、増えてしまうと環境に悪影響を与えてしまうからです。産業廃棄物の代表格でもある余剰汚泥。削減することで、環境保全にも繋がります。対処方法をチェックしてください。
省スペースで処理能力をアップ(増強・増設)できる排水処理施設の設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。どんな工夫で省スペースでの設計を叶えているのか、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・バチルテクノコーポレーション(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる17社のうち、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているのは2社でした。加えて、新たな設置スペースが不要な設備を取り扱っていることから、より有機系排水処理施設の増設(増強)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
・オルガノ(無機系排水)…無機系排水への対応が確認できる6社のうち、唯一、増設時の「設置スペース不足」課題へ対応する省スペースの排水処理設備を取り扱っているため、無機系排水処理施設の増強(増設)をしたい企業のニーズにマッチすると判断。
日々のトラブルへの対応や部品交換など、設備建設後のメンテナンスを含めて長く付き合っていける信頼のある設計会社を排水の種類(有機系排水・無機系排水)別にご紹介します。排水処理業務のパートナーとなる会社選びへ、ぜひ参考にしてください。
主に食品工場や化学工場から出る、炭水化物・タンパク質・脂質などの成分を含む排水
主にガラス製造業、半導体工場などから出る重金属などを含む排水
【選定条件】
2023年11月8日時点、Google検索で「排水処理 施設 設計」と検索して表示される全29社のうち、工場排水に対応していることが確認できるのは19社でした。
そのうち、以下理由で2社を選定しています。
・森永エンジニアリング(有機系排水)…有機系排水への対応が確認できる13社のうち最も、納入実績が1,500件と多く、信頼性のある企業として選出。
・クボタ(無機系排水)… 無機系排水への対応が確認できる6社のうち最も、創業年数が133年と長く、信頼性のある企業として選出。
※1参照元:森永エンジニアリング公式(https://www.morieng.co.jp/strengths/)2024年1月22日時点